2011年6月17日金曜日

麦畑と麦踏み

学校に来る途中、麦畑があります。「麦秋」という季語があって初夏をしめしますが、まさに今銀色の世界が広がっています。麦は踏まれて丈夫に育つと言って、冬の寒い時期に小さい頃よく麦踏みをさせられました。本当にこんな小さな苗を踏んで大丈夫だろうかと心配したものですが、それが本当に夏になると立派に大きく育つのです。今の子供たちは麦踏みも知らないでしょうが、私には懐かしくあるだけでなく、生物の成長にはこのような麦踏みのような過程も必要なんだなと、おぼろげながら感覚として残っていました。それゆえ、若い頃の教師時代の私は生徒たちの麦踏みをしっかりやっていました。今でも同窓会で当時の教え子たちからよくメチェクチャやった言われます。確かにやりすぎたかもしれませんが、今でも同窓会に呼んでくれて、立派になった教え子たちをみるとあの麦踏みもよかったのかな?と思ったりします。今はあまり麦踏みのような教育ができないですから余計に思うのかもしれませんが、、、、、。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。