2011年6月29日水曜日

6年制中学・高校1学期 期末考査中です




6年制は今週の月曜日から期末考査に入っています。いつもにこにこ登校してくる中学生の顔も少し眠たそうな子供が増えているような感じがして、夜遅くまで勉強しているのかな・・・と思ったりしてみています。試験中も見て回ていますが、真剣そのもの、いつもの授業もこれぐらい集中して真剣に受けていくれればいいのに・・・・と期待するだけに思ってしまいます。各教科いろんな問題が出ていましたが、ただ覚えるだけの問題から、知識をもとにその場で考察・推察し、結論を導き出す問題に大学の入試問題も変化していっています。ただの暗記、知識詰め込みだけでは社会に出て勝負にならないからです。更なる課題に向かて、次の時代を担う人材の育成に向けて、6年制、3年制が切磋琢磨し、子供たちを育てていかなければなりません。
















2011年6月23日木曜日

末松鈴鹿市長が授業に参加




市長が論理コミュニケーションの2年生の授業に参加していただきました。テーマは「高齢者が暮らしやすい街づくり」で、意見としてはその担い手は公か私か、慶応大学の梅島先生の論文をもとに議論をしました。面白かったのは、「今の公には任せられない、東日本の震災でも国会でつまらない時間ばかり空費していて、現実解決のための施策が遅れているとか」「私だと利益優先になって弱いものが切り捨てられても平気で事業が進んでいく」「私の方が設計の段階から自由度が高い」とかの意見が出たことです。最近の高校生はというよく言いますが、敏感に世相というものを捉えていて、その事例をもとに自分なりの意見を根拠を示しながら発表する姿には、まだまだ未熟な部分も有りましたが、新しい教育の今後の可能性を十分示してくれました。最後に市長から、「公の果たすべき役割、私の果たすべき役割を見直してみんなでいい街作りをして言いましょう」とのまとめの話をしていただきました。

 自分の意見を根拠に基づいて


 プロジェクターを使っての説明



 市長の発言


新聞取材やテレビ取材もありました


2011年6月21日火曜日

朝の散歩の花の紹介








朝の散歩を最近は毎日するように努めています。雨の日も傘をさして歩きます。どうしても夕方は会議が入り、夜も遅くなり時間が取れなので、朝に体を動かすしかありません。何といっても体が第一、健康でいてこそ仕事もできるというのもので、体を壊してみなさんに迷惑をかけないようにと思って普段の日常生活はめちゃめちゃなスケジュールで超多忙ですが、朝だけは時間を取るようにしています。朝歩いていくと、自動車や自転車など乗り物に乗っていては絶対見逃してしまういろんな草花に出会います。季節に応じて小さな花がいっぱい咲いていてその出会いや発見がまた散歩の楽しみになっています。



名も知らぬ花ゆえ出会い楽しかな   青山








 スミレは亜種が出来やすく変形したいろんなスミレをみます

















 今木いちごが食べごろで散歩の楽しみです









































































2011年6月19日日曜日

鈴鹿中学校入学説明会



昨日は雨の中でしたが、鈴鹿中学校の説明会がありました。申し込み人数は昨年度並みとは聞いていたですが、雨で減るのではないだろうかと心配していました。しかし、蓋を開けてみると結局少し多めの参加者数で保護者の方の子供の進路を思う気持ち、子供の自分の進路を考える気持ちというのは雨など関係なかったわけで、当たり前といえば当たり前のことなのですが、安心しました。












開会にさきだってブラスバンド部の歓迎のコンサートがあり、そこからはいつもの説明会に入っていきましたが、限られた時間で鈴鹿の教育の本当の良さをどこまで伝えられたか、自信はありません。しかし、こんな学校なんだよ、こんなことを大切に教育をしている学校なんだよということは伝わったような、そんな気がしています。とにもかくにも準備から、受付、歓迎のコンサートなど中学生が先輩として本当によくやってくれました。普段見ているとそれほど感じないのですが、こうして外部の方に来ていただくと自分たちも意識するのか成長しているのだなと、感心しました。

2011年6月17日金曜日

麦畑と麦踏み

学校に来る途中、麦畑があります。「麦秋」という季語があって初夏をしめしますが、まさに今銀色の世界が広がっています。麦は踏まれて丈夫に育つと言って、冬の寒い時期に小さい頃よく麦踏みをさせられました。本当にこんな小さな苗を踏んで大丈夫だろうかと心配したものですが、それが本当に夏になると立派に大きく育つのです。今の子供たちは麦踏みも知らないでしょうが、私には懐かしくあるだけでなく、生物の成長にはこのような麦踏みのような過程も必要なんだなと、おぼろげながら感覚として残っていました。それゆえ、若い頃の教師時代の私は生徒たちの麦踏みをしっかりやっていました。今でも同窓会で当時の教え子たちからよくメチェクチャやった言われます。確かにやりすぎたかもしれませんが、今でも同窓会に呼んでくれて、立派になった教え子たちをみるとあの麦踏みもよかったのかな?と思ったりします。今はあまり麦踏みのような教育ができないですから余計に思うのかもしれませんが、、、、、。

2011年6月16日木曜日

鈴鹿市と亀山市の教育長が来校



今、高校の探究コースで進めている論理コミュニケーションの授業の視察に地元の両市の教育長さんが教育委員の方とともに来ていただきました。昨日のテーマは「公と私の境界線」という大学の先生の論文を読んで、具体的な問題として鈴鹿市のCバスは公が運営すべきか、私が運営すべきかという議論でした。これからの時代、公の果たすべき役割と私の果たすべき役割をどうしていくのか?消費税も市民税も全てが私の税金でまかなわれている公に対し、何をどこまで要求すべきなのか?これは非常に重要な問題で、すぐに答えの出る課題ではありません。しかし、このような問題を真正面から捉え、自分の意見を論理的な根拠に基づいて持つということが大切なのです。なぜなら、これからの社会は若いみなさんが自分たちの手で作っていくものだからです。






放送部からの取材





昨日、放送部から番組を作るのでと取材を受けました。

鈴鹿高校の放送部は自慢の放送部で、今までも数限りない実績を残してきましたが、それだけに何かマイクを向けられると緊張しました。普段、たいていのことには緊張しない私なのですが、なぜか緊張してしまいました。それだけ、部員たちのの真剣さを感じたからだろうと、今になって思います。

でも、何かに真剣に打ち込むことはすばらしいことで、学生時代の特有な所産だとも思います。私も打算抜きにすぐに真剣になってしまうタイプですが、大人の社会ではどうしても余計なものがつきまといます。純粋にはなかなかいかないのですが、高校生たちは純粋そのもの、だからこそ、緊張してしまったのかもしれません????





2011年6月5日日曜日

庄野地区清掃ボランティ活動と同窓会総会


今日、6月5日(日)は普段からお世話になっている地元庄野地区の清掃活動日で、本校の中学生・高校生もボランティアで130名ほどが先生と共に参加しました。地元の方と一緒になって街をきれいにする活動で、地元の方からお礼をお言われましたが、普段の学校生活だけではできない経験でこちらが感謝です。参加する生徒の数も毎年増えてきて校長としては苦情をいただくことにくらべて1000倍うれしいことでした。

 学校で集合して説明を聞く

               いろんなクラブも参加してくれました


 街をきれいにゴミ拾い


 さて、同じ今日はまた同窓会の総会が本校のベルホールであり、例年にない活発な議論が展開されていました。6年制が25周年、3年制が50周年とそれぞれ節目を迎えるためにどうして同窓会を活性化していくか、真剣な議論がされました。私が参加した中でもこれだけ議論をしたのは初めてで、それだけ卒業生のみなさんが真剣に母校のことを思っていただいている証左とうれしくなりました。

 熱く語り合う同窓会総会

私自身は昨日たまねぎを収穫したときに腰を痛め、今日も一日腰をさすりながら歩くのがやっとで情けない限りでしたが、、、。