2009年8月31日月曜日

文化の香りのする学校へ

昨日、6年制のサマーコンサートが開かれ、ベルホールが一杯になりました。夏休みも3日間だけしか休みもなくがんばって練習してきた成果を十分聞かせていただきました。
また高校のほうも吹奏楽部も県吹奏楽コンクールB編成の部で銀賞、書道部も高円宮杯日本武道館書道大展覧会で全国団体優秀賞など、文化部の活動もレベルが上がってきました。いつもどこかで文化の香りのする学校、生徒が勉強や運動だけでなく文化的にも自主的に活動できる学校が夢でした。本校には他にも放送部・自然科学部などの全国レベルのクラブから活動の中味で
いい活動をしているボランティア部・インターアクトクラブ・写真部・美術部などその他の文化部も力をつけてきています。文化の香りのする学校、そんな学校に向かって一歩一歩進んでいって10年後どんな学校になっているか楽しみです。
それまでに学校の管理者としては、まだまだやらなければならないことも一杯あるのですが・・・・









2009年8月30日日曜日

卒業生と保護者の方から

先日、母がお世話になっている小山田記念温泉病院をいつものように訪ねたところ、玄関で「校長先生」と声をかけられました。聞けば10年前の卒業生で、ちょうど私が教頭をしている頃の在校生でした。向こうは私を校長と知ってくれているのに私は誰だかわからなず申し訳けなく思って困っていたところ、たぶん校長先生はご存じないと思いますと言って助け舟を出してくれてほっとしました。卒業して社会の中で役に立つ仕事がしたいと介護福祉士の資格をとってご老人のお世話をしているとのこと、その堂々とした姿、話しぶりに見とれてしまいました。名前を知らない私にまで気を使ってくれるその気遣いがとてもうれしくて、このブログに紹介したくなりました。本校は創立以来2万人ほどの卒業生を出していますが、こうして社会で立派に働いている卒業生に出会えるのも教師として最高の喜びです。
また、この夏はある保護者の方から手紙をもらいました。上の子供が鈴鹿高校に行って勉強もクラブも楽しそうで、それ見ている下の子供も鈴鹿高校に行きたくなったという内容でした。これもうれしい話で、私たちの鈴鹿の教育をこのように受け止めていただいている保護者の方がいてくださることに元気をもらいました。
いよいよ後2日で2学期です。学校は中・高ともすでに学習講座やクラブで生徒でいっぱいですが、2学期を迎えるにあたり、27,28日と6年制中高と3年制高校のそれぞれの職員会議でしっかりした2学期のスタート切ろうとお願いをしました。生徒の一番の伸びる2学期、また、逆に不安定にもなる2学期、全員で子供たちの力をうんと伸ばすためにがんばっていきたいと思っています。

2009年8月10日月曜日

富士登山に出発

今朝、富士山に登る鈴鹿高校の公募隊が出発しました。昨年まではⅠ類3年生全員の行事だったのですが、今年からⅠ類の3年生がいなくなり、それに変わって全校に公募で呼びかけて参加者を募り、保護者の方も含めて希望者による富士登山を実施することになりました。今日は鈴鹿のあたりは台風の影響で雨が降っていますが、現地のガイドに電話したら明日は晴れるとのこと、少しほっとしましたが、自然はどうなるかわかりません。鈴鹿を代表して山頂を目指す教師や生徒、保護者の方々の幸運を祈ります。天候ばかりは誰にもなんともできないのですから・・・・
 出発前の様子

2009年8月8日土曜日

立秋と栗の実

昨日、8月7日は立秋でした。やっと梅雨明け宣言がされ、暑い夏がやってきたと思ったら、暦の上ではもう秋、暦の上で秋ということは自然はすでに秋にむかって着実に準備を進めています。ふと気づいたら栗の木に大きな毬栗が育っていました。

2009年8月6日木曜日

中高合同研修会

ほぼ全体の夏の前半の講座や学習合宿も終え、昨日5日は朝から1日、全教職員による勉強会をしました。テーマは「授業」!午前中は授業を通じて一人一人の子どもの学びを保障するためにどうして学びに参加させるのか?そうしてどうすればみんなで学びを深め、気づき、意欲的に学ぶようになるのか?全体の学力は上がるのか?一方的な説明型の伝達授業からの脱皮と教師が仲間でよい授業を作っていく同僚性、授業研究等、午後は、我々の教育で授業を通じてこれからの不安定で不確実な社会を生きていく子どもたちにどんな力をつけていけばいいのか、また、力がつかない原因はどこにあるのかをテーマに研修会を行いました。もちろんその先にあるのは、本校の教育理念である「一人一人を大切に」、そして、安心して学べるクラスでの居場所から学力をつけての自己実現です。そのためには子どもたちが学校生活の大半を占める授業が勝負と、その課題に鈴鹿中高では昨年から正面から向かい合おうとしています。授業評価も生徒から受けて、教師同士も授業を公開しあって、授業という学校本来の果たすべき役割の中で、卓越した学校を目指していきます。

2009年8月4日火曜日

「英語で遊ぼう」教室

昨日から近隣の小学生を対象に「英語で遊ぼう」という教室が開かれています。地域の子どもたちに無料で遊びながらオーストラリア人の本物の英語に親しんで欲しいという企画です。でも小学生が中高にきて英語で遊ぶ姿っていいものです。学校って今まで閉鎖的な面が強かったのですが、いろんな形でこれからもどんどん開かれた学校にしていきたいものです。


2009年8月1日土曜日

高校のオープンキャンパスと映画「KIZUKI」の上映会

今日は午前中、高校の第1回のオープキャンパスでした。雨の降る中をベルホール一杯の中学生と保護者の方に集まっていただき盛況に終えることができました。また午後からは6年制と3年制のPTAの共同主催による映画「KIZUKI]の上映会がありました。「KIZUKI」という映画が環境問題をテーマにした映画だとは聞いていたのですが、冒頭の校長の挨拶の中(本当はPTA会長さんの挨拶があったのでもう二人も挨拶をしなくて良いだろうと思っていたら急に指名を受けましたので慌てて思いつくまま話をしました。その中で私の持論である環境問題は社会問題であって、その責任は今の社会を生きる我々大人の一人ひとりの問題でもあり、次代を担う子どもたちのためにも私たち大人が作ってきたコミュニティのあり方(社会の価値観・構造・システム等々)の責任を負わなければならないという話をしました。そうしたら映画の最後で野口健さんやその他、環境問題に取り組んで見える方が同じようなことをメッセージとして話して見えました。社会を動かすのは政治家でも経済人でもない、一人ひとりの大人の意識と行動だと改めて思いました。
本校が世界に誇る活動をしてきた山岳スキー部のオープンキャンの中のク ライミング講習会
             
    「KIZUKI]の映画ポスター