2009年10月24日土曜日

鈴国大のネパール展

今日は鈴鹿国際大学で短大と大学の合同大学際があり、久しぶりに顔を出してきました。特にネパール展は私が鈴鹿高校に来てからずっとお世話になっていた戸室先生が大学で始められたものです。しかし62歳で亡くなってからはなく、今年の復活を聞いて出かけました。たくさんのネパールの展示品を見て、当時戸室先生を中心に教え子たちがチーム一丸となって活動していたのを思い出しました。

2009年10月20日火曜日

庭にどんぐりの実が・・・・

鈴鹿中高に新型インフルエンザがいよいよ複数学年に影響を出してきました。朝の打ち合わせでも学校全体に集団感染注意報を出しました。まずは予防、そして早期対応でなんとか被害を最小限にくいとめるしかありません。
このインフルエンザの広がりですが、まったく感染経路は予想できません。先の鳥インフルエンザもそうですが、どこから何がやってくるかわかりません。先日も庭にどんぐりの実が落ちていました。近くにどんぐりの木などないのです。誰が運んできたのか、鳥以外に考えられません。どこかの森でどんぐりを食べた鳥が庭で糞をして、その中に消化されなかったどんぐりの実が入っていたとしか思えません。「どんぐりころころ・・・」の歌も思い出しながら、鳥の糞と一緒にやってきたと思うと何やら怖い気もします。

2009年10月18日日曜日

ミュージカル

私は本校のある卒業生を応援しています。彼女は卒業後、6年間ミュージカルに打ち込んできました。ここ3年ほど毎年四日市でショーがあり、前売り券を買っています。わざわざ学校まで届けてくれるのです。地方の劇団でほとんどがアマチュアだそうですが、卒業後も仲間と一緒に何かに打ち込む姿を見るとつい応援をしたくなります。実は自分も山に打ち込んでいた若いころ、たくさんの人に応援していただきました。だから乗り越えられた困難もたくさんありました。これからも次の世代を担う本校の卒業生を一人でも多く応援したいと思っています。




2009年10月12日月曜日

慶応大学で

先週は8日(木)、9日(金)と静岡で中部私学教育研究大会があり、静岡からそのまま夕方に慶応大学の湘南キャンパスに行きました。そこでのこと、久しぶりの大学らしい雰囲気に気持ちよくなって、大学の先生と熱い意見の交換をしての帰り、深夜になって携帯電話がなくなっているのに気づきました。問題はここからで、悪用されてはいけないから電話サービスをすぐ止めるか、サービスを止めないで通話可能な状態のままにして携帯の持ち主が自分であることを知らせて早く手元に戻せないかという判断の選択に迷いました。結果は慶応大学のSFCを信じて、内部であれば誰かかが拾ってどこかに届けてくれるだろう、そうすれば電話がかかり、自分のものであることが判明する、そうすれば早く携帯の発見につながるという選択でした。おかげさまで後者の選択の結果、すぐに携帯に電話した私の友人から自宅に連絡がありました。そこで帰宅してからSFC研究所の大学関係者の方にお願いし、ご足労をかけて宅急便で無事に送ってもらうことになりました。私の大失態もみなさまに親切のリレーによって無事に事なきをえました。SFCのみなさんに本当に感謝するとともに、信じるに足る世界を確認できたことをうれしく思っております。
 落とした携帯の変わり?に拾ってきた紅葉したポプラの葉

2009年10月6日火曜日

数学の研究授業で教わったこと

今年は鈴鹿中学校がサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(科学技術振興事業団主催)に採択されて、今日実際に大学の先生(上越教育大学名誉教授・早稲田大学教育総合研究所とくべつつ研究員の黒木先生)に来ていただいて数学の授業がありました。その授業の最後に先生が生徒たちに言われたことは、「これからは数学だけではなく、なんでもそうですが課題やテーマが自分に与えられた時、何かをしなければならない時、すぐにやらないこと、少し間を取って考えてください。この間が大切で、ここで問題の状況の全体をよく調べること、理解すること、まず全体を大体でいいから把握することが大切です。この間が大切なのです。」と、、、。脳は初めから整理された問題に対しては無駄なく働くが、途中で混乱すると修復が難しいという特性をもっていて、まさに先生の言われんとしたことは脳を途中で混乱させないよう、最初から筋道・見通しをしっかりと立てて取り組むようにと言うことです。私たちの生活の中でも脳を一度混乱させてしまうと修復ができない場合があり、効果的な問題解決には少し間をとって、しっかりと見通しをつけてから行動にかかると言う点で、同じようなことがいえるようで非常に参考になりました。

2009年10月3日土曜日

月ついて

今日は中秋の名月、外ではきれいなお月さまを見ることができました。その月についてですが誕生の謎は未だに明確にされていません。地球が誕生するときに一緒にでき、質量の違いで地球がたまたま勝っていたから月が地球の衛星になったという説から、地球の誕生時に、地球から一部がちぎれるようにしてできた説、最近は大きな隕石がぶつかって、飛び散った破片が集まってできた説など様々な説がありますが、まだまだ真実として科学的に証明されたものはありません。これから月の探査がもっと進めば、月の地質調査により徐々に科学的に解明されていくものと思います。しかし、いずれにせよ引力の関係だけでなく、古代から洋の東西を問わず太陽と正反対の意味で人類の文化・文明とも深い関係を持ってきました。日本でも竹取物語のかぐや姫が月に帰っていく場面がありますが、昔の人は本当に月にも人類のような生物がいたと思っていたのでしょう。神も死後の世界も信じていたのですから何ら不思議なことではありません。科学は昔の人の作ってきた想像の世界を次々に否定もしてきたわけですが、人間の存在そのものの神秘性と対比するとき複雑な思いにかられてしまいます。

 20倍の望遠レンズでとらえた満月の表面

2009年10月1日木曜日

放課後のクラブ

今日は久しぶりに放課後会議がなく、ゆっくりと外のクラブを見て回った。鈴鹿中学校・鈴鹿高校では多く生徒が放課後クラブ活動をしている。どのクラブもがんばっていたが、中でも硬式テニス部の練習は見ごたえがあった。さすがに昨年度国体で全国優勝の選手を出しているクラブだ。今までも何回も全国大会に出場してるクラブだけのことはある。練習の動きに無駄がない。非常に効率よく組まれた質の高い練習メニュー、選手全体の緊張感、集中力、コートに立つ指導者の生徒を伸ばそうとする姿勢等々、やはり違うなと感じた。違いがあるから結果が出る。逆に言うと他との違いを出さなければ結果も出ない。これは会社の仕事でも勉強でも同じだ。人と同じだけのことをしていては人より秀でることはできない。先日、「長島と王」のテレビをしていたが、あのスター選手がどれだけの練習をしていたか、それは凡人の想像をはるかに超えるほどの衝撃的な厳しい練習だった。だからあれだけの結果を残せた。ある日、この世に偶然天才が生まれたわけではない。人並みを超える努力をした結果が天才を必然的に作ったのだろう。その点でいうと今巨人軍で投げている本校のOBの豊田選手も高校生のころからエースではなかったが、努力の天才だったことを覚えている