2011年8月23日火曜日

夏休みも頑張って学校へ

夏休みも残り少なくなりましたが、6年制鈴鹿中学と鈴鹿高校では夏季講習の第3タームを迎えて、元気で生徒は学校に来ています。今年の夏はみんな、どんなに過ごしたのかな?勉強にかける生徒もいていいし、クラブに明け暮れる生徒もいていい、旅行や趣味に時間を満喫する生徒もいていい、なぜなら時間はみんな君たちののものだから・・・・です。今を一生懸命に何かに打ち込むこと、他人がなんと言おうと、どう思われようと、好きなことをすればいいんだ。それが君たちに与えられた自由な時間の意義、だが、決して無駄には使うなよ!二度と取り戻すことができないのが時間なのだから!今年は2011年8月、東日本の震災は今でも大きな傷跡を残していますが、「がんばろう、日本」です。1945年の夏も暑かった・・・広島や長崎に原爆が落ちて多くの人が亡くなった。そんな悲しい夏もありました。でもそれらをすべて乗り越えて今の時間があります。社会があります。きっと、きっといつかみんなが平和で安心して暮らせる世の中がまたいつかやってきます。それまで、「がんばろう 日本」。 

 バスを待つ中学生たち


3年生の自転車置き場もいっぱいです


2011年8月16日火曜日

ロシアのサンクトペテルスブルクの学校と姉妹校提携




8月8日から12日まで、ロシアのサンクトペテルスブルクに行ってきました。目的は江戸時代、冬のシベリアを横断し、当時の首都であったサンクトペテルスブルクのエカテリーナ女帝に拝謁し、帰国を許された、鈴鹿市の出身である大黒屋光太夫の足跡を訪ねる旅でした。彼は江戸時代、苦節9年の歳月をかけて旅を続け、帰国後ロシアを初めて日本に紹介したことで有名です。その郷土の偉人を偲ぶ会が鈴鹿市で結成され、その一員として、大黒屋光太夫を若い世代に引き継いで行くのも我々の世代の役目と、現地で姉妹校にふさわしい学校を探し、姉妹校関係を締結してきました。ペテルスブルクの中で唯一日本語・日本文化を学んでいる学校で「薔薇の学校」といいます。中でも大黒屋光太夫については必ず勉強をするそうで、それを聞いて嬉しくなり、一も二もなく姉妹校を決めました。学校の中には小さな日本庭園のようなものや、校章が折り鶴など素敵な学校で、日本をこよなく愛していてくれることを感じ、遠いロシアの地で江戸時代に訪れた鈴鹿の出身の大黒屋光太夫の撒いた種がこうしてつながっていることを嬉しく思いました。今後は生徒同士が、ロシアと日本を代表して交流を深めていければいいと思っています。

現地の薔薇の学校との姉妹校提携の調印


学校内にある日本庭園


 小学生用の教科書



 帰国後の新聞記事



2011年8月6日土曜日

2年連続男女全国大会出場壮行会


今日は午後からの山岳スキー部の男女2チームが2年連続全国大会に出場する壮行会が行われました。今年のインターハイの会場は青森・岩手の山で行われます。その中で、生徒を代表してキャプテンが言った言葉が忘れられれません。「登山は苦しいものです。でもその限界に精神的にも肉体的にも挑戦し続ける中で、限界のその先に自分たちの成長があると信じて頑張ってきます」という言葉でした。生徒のの言葉とは思えない、実感のこもった言葉で、胸にジーンときました。子供たちは成長しています。間違いなく教師よりすでに上を言っている生徒が何人かいます。鈴鹿の教師よ!我々も限界に挑戦し続けその先に成長の足跡を残していこうぜ・・・・教師がこれでいいと思ったら、ただの金食い虫、鈴鹿中高には要りません。生徒以上に勉強し、挑戦する教師だけが残ってくれれば、いいのです。それが生徒のためですから!

<東北の山の紹介>

 八甲田山


 岩木山


 八幡平























2011年8月2日火曜日

ボランティア部が東日本震災のボランティア活動に参加

知事が来校、論理コミュニケーションの授業に参加

先日、鈴木知事が県の教育関係者の方々と共に来校され、論理コミュニケーションの授業に参加されました。元々鈴木知事は経済産業省の時代にご自身が「社会人基礎力」というメディアでもよく目にする概念を体系化してきたという思いもあり、同じ社会で通用する力を目指す本校の「論理コミュニケーション」がそれを教育の中に落とし込まれているのか、関心を持って見えたそうです。授業では途中で自ら自分の失敗経験も事例として披露され、『失敗を恐れるな、失敗したらまたやり直せばいいんだと、また、自分の人生に正解はないのだから、自分を信じて、自分で決めるしかないから頑張って』とも発言され、普段の授業で私たちが言っていることと同じ思いであることを話していただき、参加した生徒たちに勇気と自信を与えていただきました。知事と二人で話しているとき、高校時代のキャリア教育が大事だという点でも一致し、本校の取り組みが全国の先端を行くものであること、三重県から教育を変えていくという点で一致しました。そこで私も鈴鹿高校はその先頭を走って教育のあり方を変えていく実践をしていくことをお約束しました。次年度全国研究発表会を行う予定です。その時には是非知事にもまた来ていただいて、全国に発信をしていただきたいものです。