2009年9月29日火曜日

高校文化祭

今日は高校の環境をテーマにした文化祭の1日目、それぞれの文化部の日頃の練習の成果にみんなが楽しい時を過ごしました。特に凄かったのが書道部の音楽のリズムに合わせた大書写、それを実況中継してスクリーンに映し出した放送部の技術でした。それぞれのクラスの劇も環境を大切にしていこうとするメッセージが込められていて、よく伝わりました。なんでも気持ちです。気持ちさえ入っておれば、必ず人はその気持ちを受けとめます。

馬鹿がつくほど・・・

世の中には「馬鹿がつくほど・・・だ」という表現法がある。一応国語の教師として言わせてもらえば比喩表現の一種であり、何々のようなという様態に、愚直であることの強意を好感を持って用いる場合につかわれる表現技法である。本校にも何人か、馬鹿がつくほど正直な教師、馬鹿がつくほどまっすぐな教師、馬鹿がつくほど熱心な教師が何人かいる。昨日はたまたまこのような教師3人と話をした。何の損得もなく自分をさらけ出して、ある面、不器用な自分の生き方を貫こうとする教師、一般的な教師から見たらそこまでしなくても、、とか、しかし、そこには小さな自分の世界や平凡な枠をはみ出ることのできない普通の教師にはない魅力がある。一般的には無難主義の教師の世界にあって、あえて自分の生き方を不器用に貫こうとするとする教師たちが鈴鹿にいることがうれしい。校長としてはひやひやすることも多いが、内心応援もしている。鈴鹿の貴重な財産であるということも認めている。生徒たちはこんな教師から自分の生き方を学び、影響を受けて育っていくものだと思っているからだ。教育は生徒に対する熱い心がなければ(それを表に出すか出さないかは別にして)やっていけない世界なのである。

2009年9月27日日曜日

9月最後の日曜日

いよいよ9月も最後の日曜日となりました。幸いに鈴鹿中学も高校もインフルエンザの影響もなく平常どおりに2学期の1ヶ月が過ぎようとしています。
今日の日曜日も高校では庄野地域の清掃活動にPTAの委員の方と教職員の有志、生徒会、ボランティア部・インターアクトクラブ、陸上部、軟式野球部、柔道部などクラブの生徒も参加してのボランティア活動が行われました。その最初の挨拶でPTAの会長さんが「ごみを拾う人はごみを捨てない人に・・」といわれた言葉が印象的でした。これぞまさに教育!今日少なくとも参加した生徒たちは大人になってもごみを捨てる大人にはならないことでしょう。
 さて、中学校は入学説明会、たくさんの小学生や保護者の方に来ていただきました。クラブも秋の大会を控えて、いろんなクラブがいつものように対外試合に出かけたり、県外や県内との練習試合など盛りだくさんの活動、その中で柔道部が清掃が終わった後も、自分たちで武道場の周囲の草取りをしていました。武道をするものとってこれも研鑽、自己を磨く練習のようなもの、どちらに転んでもおかしくない接戦や延長戦を制するためには日常の生き方が問われます。柔道部の部員たちの様子を見ていて今後に期待できると思いました。
清掃ボランティアのPTA会長の挨拶
鈴鹿中学校入学説明会
 女子バレー部の県外の強豪チームとの練習試合        
                
 サッカー部の練習試合

2009年9月23日水曜日

シルバーウイーク?

秋の連休を誰が言い出したのか、シルバーウイークとか?春のゴールデンウイークに対してシルバーウイークだそうな???敬老の日が間にあるからシルバーウイークなのか?私は個人的にこのネーミングになじめません。私だけでしょうか?まあ、ネーミングより中味ですが、相変わらずいつものように気になる学校に行っていました。19日(土)は6年制中高の鈴青祭の2日目と3年制の模試、それからも毎日なんだかんだと学校に行っていました。最終日の今日も朝から学校に行ったら、ソフト部が平田野中学校と合同練習に行くところ、マイクロバスのバッテリーが上がって出発が遅れましたが、最後は無事に出発!がんばっているソフト部だけに神様はちゃんと見ていたようでホッとしました。

2009年9月19日土曜日

6年制鈴青祭文化の部 18,19日

昨日から6年制の鈴青祭文化の部が始まった。オープニングから生徒たちの企画力・想像力・表現力には驚かされた。これが鈴鹿6年制!残念ながらベトナムからの18名の高校生が来て交流するはずが新型インフルエンザにかかって来れず、変わりに日本国際協力センターの代表の方が見えて挨拶をしていただいた。今回は残念だったが、またの機会もあろう、いろんな国の同じ世代の仲間と直接交流することは大切なことだ。また、自分で機会を作って海外に一人ででも出かけるといい。
 

















2009年9月14日月曜日

文化祭への校長挨拶「環境」について

今年の文化祭のテーマは「環境」、そしてサブテーマは「ECO-みんなでつかもう大きな未来」なのだが、果たして本当にどこまで今の環境破壊の現状をみんなは知っているのだろうか?地球が直面している現状からすると人類には絶望的な未来しかないということを本当に知っているか?その一部を紹介すると、大気中の二酸化炭素濃度は 280ppm(産業革命前) → 360ppm(現在)に達している。他の温室効果ガスの大気中濃度もおおむね二酸化炭素より大きく増加している。そして、このまま二酸化炭素の放出が続くとその温度は21世紀末には産業革命以前の2倍近くに達すると考えられている。 この温室効果ガスの増加による平均気温の上昇で考えると、21世紀末には世界平均で1.4~5.8℃上昇する。また、海面水位の上昇で考えると、21世紀末までに9~88センチに達するとの予測が示されている。 急激な気温の上昇による影響として 海面水位上昇による土地の喪失、豪雨や干ばつなどの異常気象の増加、生態系への影響や砂漠化の進行 、農業生産や水資源への影響、マラリアなどの熱帯性の感染症発生数の増加 など、すでにその兆候が出てきている。現に今、世界で食料が全体に足りなくなっている。豊かな日本にいるとわからないが、アフリカなどでは農地が砂漠化し深刻な問題だ。また、海面の上昇でもツバルという南太平洋に浮かぶ国がひとつ確実になくなろうとしている現実を知っているか。日本でも世界中でも温暖化の影響で海流の流れが変化し、今まで考えられないような急激な豪雨による自然災害によって死傷者の数が毎年増えている事実がある。そのなかでだ、問題は!今年のテーマに環境を持ち出した以上、生徒会が、鈴鹿高校生が、一人ひとりが何か未来の地球のために、便利さを求めすぎて負担をかけすぎてきた地球のために、自分ができることを行動に移さなければならない。そして、一人一人の意識と行動の積み重ねが、人類の歴史を変えていくことを証明してほしい。今年の文化祭の冒頭に当たり、今の地球の現状を知り、未来の自分のために、自分の子孫のために、地球上の動植物のためになにができるのか、この機会に考えてほしい。世界の人口は、今68億人、1年で8千万人増えている。近い将来80億人にまで膨れ上がるであろう現実を踏まえ、地球温暖化による異変から食糧危機・砂漠化・異常気象など、今、そして今後避けられない危機的な状況におかれている真の現状を知ってほしい。口先や表面上、他人事の社会問題としてではなく、、、、。そして、行動してほしい。できることから!!

2009年9月11日金曜日

鈴鹿高校自然科学部の三重テレビ取材が決まる

今日、三重テレビの製作の担当者から電話があり、環境問題について活動している団体を紹介したいとのこと。先方はネパールの植樹の実績を知って私に電話をしてきたのだが、私は本校の自然科学部を紹介した。スポンサーの了解をとってから返事をしますとのこと、結果はOKだった。ネパールの植樹もいいが、今、鈴鹿川で地味だが、6年ぐらい前から環境調査を続け高い評価を受け、地元では知る人ぞ知る自然科学部をとりあげてほしかった。夏休みも何日も川に入り、水生の生き物や有機物・水銀などの分析・調査を通じて地域の自然の番人ような活動をしている生徒や先生を紹介したかったからだ。それが来週16日(水)に取材が決まった。このページを見ている方で興味ある方はまた紹介しますのでテレビを見てください。

今年の鈴青祭を振り返って

9日に鈴青祭の体育の部が行われた。今年から四日市の緑地公園競技場で実施された。先立って先生方の中でもいろんな議論がなされたようだし、生徒にも今までと違うやり方に戸惑いもあったようだ。実際やってみて、多くの課題も出てきたことも事実だ。しかし、新しい6年制の鈴青祭の歴史が始まったことも事実。すべては現実からしか始まらない。今後どうして盛り上げていくのか、教員と生徒が知恵を出し合い、よりよいものを今年から作り上げていけばいい。すべての人類の歴史の中でチェンジの時、そこには生みの苦しみとそれを乗り越えて参加する者たちの英知が試される。現にあの絶大な支持を受けてチェンジを標榜したアメリカのオバマでさえ苦しんでいる。しかし、彼は少々支持率が下がろうとも、正面から課題に向かい合っている。要は真剣な議論だ。真剣に議論した結果には賛成派も反対派も一定の納得が生まれる。鈴鹿6年制も今年の緑地に移動した1年目の課題を全部、よかったこと、悪かったこと、改善すべきこと等の視点で洗い出して、納得いく解決策を模索しなければ、来年も同じような問題を参加者のみんなが感じることを危惧する。鈴青祭のコメントが遅れましたが、私はあの日から東京に向かい、昨日の9時からの会議に出て遅く帰ってきたので気になっていました。しかし、どうしても書きたいもっとも感動した事があったので紹介しておきます。それは、男子800mではじめから集団から遅れている生徒がいた。私はその苦しそうなう姿を見て思わずコースに飛び出し、体調が悪いのなら無理をしないように、体育の先生にもリタイアもありとお願いした。しかし、その生徒は最後まで走りきった。みんなと同じ800mを!しかも同じチームの上級生が何人か一緒について走る姿に感動した。一番だけが称えられるのではない。私はこの生徒に校長として賞賛の手紙と特別賞を送るつもりだ。


2009年9月8日火曜日

6年制鈴青祭体育の部、明日本番+鈴亀地区高大連携震災ボランティア会議

6年制中高は明日の鈴青祭体育の部に向けてリハーサルがありました。暑い日差しの中6年生のリーダーの元、6学年がそれぞれのチームに分かれる鈴鹿中高伝統の行事です。
また、その後は鈴亀地区の公立と私立の高校と大学に県と市の防災担当者も入って若者が中心になって地域を守っていくための会議がありました。その中で、県の担当者いわく、今後30年以内に東南海地震が起きる確率は80%以上だそうです。いつ大きな震災が起きても慌てないよう、被害を最小限に食い止めるための準備をしておかなければなりません。その時、頼りになるのは若者のパワーです!!
6年制鈴青祭体育の部リハーサル風景
 鈴亀地区高大連携震災ボランティア会議での説明

2009年9月5日土曜日

土曜日も鈴鹿中高は???

今、6年制は鈴青祭に向けて準備の真っ最中です。土曜日も休みの日も生徒会を中心に有志の生徒たちが準備を進めています。また、クラブも夏の余韻を残すかのように、暑い日差しのグランドで、暑い体育館や武道館で汗を流していました。また、学習面でもも土曜講座が始まっています。そんな学校での生徒の姿を見るのが楽しみの一つで、授業もよく見て回ります。今日はいつものように回っていると、ある先生から声をかけられました。職員会議の時と生徒を見ている時の顔は別人のようですね!と・・・当たる前ですよ、職員会議は決めていくだけの覚悟と責任をもって怖い顔してむっつり顔で臨んでいるけれど、がんばっている生徒を見ているときは楽しくて、ニコニコ顔になっているのだと思います.
鈴青祭の看板つくりに精を出す生徒会執行部

最近惜しい負け方をしてやる気が出てきた中学野球部

 津工業高校を向かえて練習試合をする高校サッカー部

2009年9月1日火曜日

いよいよ天分け目の2学期スタート

夏休みも毎日たくさんの生徒や先生が学校に出てきていましたが、でも学期としては今日から新しい学期が始まります。生徒の皆さんの元気な笑顔をたくさん見て、安心しました。欠席等から新型インフルエンザの影響もそれほど出ていないようで、大きな事故もなく2学期が無事に迎えられたことが何よりうれしいことです。各HRも見て回りましたが、やはり先生がみんなそろって、生徒がみんなそろって学校です。にぎやかなクラスもありましたが、いいスタートが切れたように思いました。