先日の20日に6年制の吹奏楽部によるスプリングコンサートがありました。毎年楽しみにしておりますが、今年は大学の卒業式と重なって出席できませんでした。1年のうちで一番多忙なこの時期に音楽で心を癒してくれるこのコンサート本当に楽しみでした。しかし今年は残念で心残りだったのですが、いつの間には机の上に、写真のようなプログラムと録音したCD、それと私へのメッセージが添えられておいてありました。それを見たときのうれしかったこと、子どもたちが私のことを忘れないでいてくれたこと、気を使ってくれたこと、教師冥利につきました。私は肩書きは校長ですが、教師です。いつまでも教師でありたいと思っています。最後は3年間担任をして卒業生をだして退職したいと思っています。そんな教師の心がよみがえってきてうれしかったのでさっそく一人でじっくり聞かせてもらいました。目をつぶると緊張しながらも一生懸命演奏している子どもたちの顔が浮かんできました。いい時間をありがとう・・・・感謝です。
2011年3月26日土曜日
2011年3月19日土曜日
2011年3月18日金曜日
2011年3月17日木曜日
6年制中等部の卒業式
今日は6年制中等部の卒業式で、6年制のちょうど半分、義務教育課程を終了しました。まずは校長として入学式に言った自分の言葉を思い出し、潜在的な力がもっとあるはずなのに、もっとみんなを伸ばせなかったことに責任を感じておわびしました。しかし、高等部になったら必ずもっ学校として伸ばし卒業をするときには必ず鈴鹿の6年制に来てよかったと思っていただけるよう精一杯の努力をしますと誓わせていただきました。そのあとは東北大震災の話をし、世界中が日本に協力をしようと今動いていること、日本中の人々が励ましのメールを紹介しました。
その中で少しだけ紹介します。
「コンビニにならんでいた小さな子が自分の場になって、レジに東北震災の募金箱があって、そこに自分のこずかいを入れて、品物を棚に戻して立ち去ったとき、店員さんがどうもありがとうございましたと大きな声でいって感動した」
「あと半年で定年を迎える父が、原子力発電の防災のために自分から志願して出張に出て行った、普段はだらしない父だと思っていたが、誇らしく思え、ただ無事に帰ってきてくれることを祈った」
「アフガニスタンから400万円の義援金が送られてきた。自分たちも食うや食わずの生活をしている人々からの善意に心の底から感動した」
とか、そんなメールをいっぱい紹介しました。そしたら、生徒も保護者の方もなく人も出てきて、私も涙が出てきましたが、まだまだ世界は、日本は捨てたものじゃない、人類は危機を自ら何度も乗り越えてきました。最後に
「家を失ったお爺さんに、後ろから高校生らしい若者が俺たちが必ず元に戻すからと背中をさすっていた」そうです。
この寒い中、被災者の人たちは大変な思いをされています。そんな中で今日、こうして無事に卒業式を迎えられることに感謝して、今度は君たちがこれからの日本のために世界のためにしっかりと勉強をしてほしいとしめくくりって挨拶を終えました。
2011年3月15日火曜日
クラスマッチ
今日は高校のクラスマッチでした。暖かい日差しの中、子どもたちは年度末の試験も終わってほっとしたのか、思い思いの競技に出場して楽しそうな時間を過ごしていました。まあ、こんな日もあっていいのです。学校は本来スクールの語源はギリシャ語で「暇」を意味します。この暇の意味合いが難しいのですが、自由な時間という意味もあり、その中で勉強したり、友と語らったり、自分の好きなことをしたりするのです。でもそれが本来の学校だと思います。なんか、日本は明治5年の学令に始まり、一部には旧制中学や大学予科門があったのですが、、、、、、
東北では地震で大変なのにこうして自分たちが平和に暮らしておれることの感謝と被災者の方々の現状も忘れずにいて欲しいものです。
2011年3月13日日曜日
2011年3月6日日曜日
2011年3月4日金曜日
3月1日の6年制・3年制の卒業式
遅れましたが、1日に行われた卒業式を紹介します。
午前中が6年制、午後が3年制で雨の降る中でしたが、盛大かつ厳粛な卒業証書授与式が行われました。一人ひとりの顔を見ているとみんなどことなく大人の顔になってきて、今までは生徒=子どもとしてしか見ていなかったのですが、彼ら彼女らの緊張した面影からは子どもの顔つきは消えていました。もう高校生としての制服を脱いで、大きな社会の海原に出かけていく覚悟と決意を感じました。
午前中の6年制では特に建学の精神である「誠実で信頼される人に」の奥義である「陰徳ある者其の栄を享(う)ける」の話をしました。陰で徳を積むこと、それが自然とその人に栄え=幸福をもたらすということで、誠実で信頼される人とは、陰徳のある人であるということです。
午後の3年制では卒業証書を渡す条件に誠実で信頼される人になるという約束をしていただきました。
また、最後の話として松下幸之助氏の「熱意」があらゆるものを生み出す原動力で、24時間何とかしようと思い続けれることで道が開けるのだと話しました。
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