2010年12月22日水曜日

中高とも2学期終業式でした

今日は中高とも2学期の終業式、生徒には人間形成の話をしました。毎日の一日一日の自分の意識、生き方が自分を作っていくこと、後戻りのできない時間の流れの中で本校の建学の精神である「誠実に信頼される人に」むかって、人が見ていようとも見ていなくても関係なく、自分らしく生きていこう、それが自分の人間形成につながるのだという内容で話ました。・・・が伝わったかな?でも全員顔は私のほうを見て聞いてはくれたと思います。問題はそれが何%残るかで、いつも話をした後気になっています。話が話だけで終わらないようと・・・。でも少しでも何かが子どもたちの中に残ってくれればありがいものです。話だけではつまらないと思い、壇上にはいただいたポインセチアを飾りました。12月22日の誕生花はポインセチアで、花言葉は「聖なる願い」、気持ちだけでも聖なる願いが通じればと・・・・?

2010年12月20日月曜日

2学期末の保護者の方との個別懇談会

今、中高とも2学期末の恒例の三者懇談会を行っています。生徒に声をかけると「何を言われるか心配!」だそうで、私はその生徒に「一生懸命やっても結果は結果で出るときもあれば出ないときもあるから心配いらないし、ちょっと怠けたと思ったらその結果をしっかり受けとめて次にがんばればいいじゃないか」と返しておきました。いいのですよ、すべてが自分なのですから!自分で自分に責任を持った生き方さえしてくれれば、それでいいのです。自然と自立していきます。それを何か言われたら、自分で正面から受け止めず、言い訳をしたり、人のせいにしていてはだめなのです。自立すること、それが大人になっていく過程で重要な要因となります。三者懇談会はそんな意味でよくても悪くても自分を正面からどれだけ受け止められるか、いい機会にしてもらいたいものです。
 ホールに飾られた木登りぷーさん

2010年12月10日金曜日

6年制中学高校合唱コンクール

今日は、鈴鹿市市民会館を借りて午前中、6年制鈴鹿中学高校の合唱コンクールがありました。保護者の方もたくさんきていただき、用意したパンフレットが足りなくなってしまう失態もありましたが、生徒たちは本当に元気よくクラス毎に自分たちの日ごろの成果をだしてすばらしい合唱を聞かせてくれました。6年生はさすがにこの時期、合唱どころではないので5年生まででしたが、学年が上がるにつれて多彩な声の出し方、歌の響き、複雑なハーモニーなど技術的にもレベルが上がっていくのがよく分かって後輩にはいい勉強になったと思います。最後は吹奏楽部の演奏もあって楽しませていただきました。2年生の生徒に君たちも5年生になったら、あんなに上手に歌えるかなと聞いたところ、がんばりますと答えてくれました。いい見本があれば、それを見て後輩は育ちます。何の世界でも、どこの世界でも同じなんでしょうが・・・・・

2010年12月8日水曜日

2学期期末考査終了です。

今日で、高校の2学期の期末考査が終わりました。6年制は先週で終わっているので、明日からまた学校全体がにぎやかに成ります。自分も高校生のころを思うと、この定期考査が終わった日がなぜかうれしかったように覚えています。なぜかと言うとここからが自分の本当の勉強のスタートの日と決めていたからです。普通は明日は試験がないと思うだけで開放感が一杯で体全体からうれしくなると友達は言っていましたが、私は試験が終わってから勝負しました。考査の点数よりも実力をつけるのが目的でしたから、終わってからここからが本当の実力をつけていくためには勝負なんだと思ってうれしくなってくるのです!生徒にも終わった後、試験が戻されてからもう1回勉強をするかしないかで今度は実力として大きな差が出てくるのだと言いますが、私は少々変わった生徒だったので、試験が終わってから真剣に勉強をしていました。友達からは普通は試験の前にもっとやるものだろうといわれたのですが、試験は普段の授業の成果を見るための実力テストのようなもので、本当の力をつけるのは試験が終わってからと決めていたのです。まあ、今の生徒にはあまり薦められない方法ですが、なにがいいとか悪いとか、損とか得とかでなく、どこかにいつも自分流を通したいという若いころ(今でもそんなもんですが・・・)の自分の高校時代を思い出してしまいました。まあ、昔話をするようになったら歳をとってきた証拠ですね!