2010年11月20日土曜日

大手学習塾も社会に役に立つ人材の育成へ動き出す

18日の新聞に下記のような記事が出ていました。
「大手塾5社が受験に一辺倒を見直し、社会に役立つ人材億世を提言」と見出しで、内容は、日本を代表する学習塾の大手5社が自立して社会で活躍できる人材育成や教育のあり方の見直しをする新しい組織を設立し、今後は同じ問題意識を持った教育機関や行政に参加を呼びかけて文部科学省に提言をしていくというもので、そのうちのZ会の高橋社長は「公教育と民間教育の枠を超えて混迷するこれらの社会を生きていく中で子どもたちにどんな力をつけていいのか、何ができるのか、提言をしていきたい」という趣旨の談話をだした。
とありました。私の自己紹介に書いている現在の日本の教育の危機感と同じです。やっと偏差値一辺倒できたの塾も動き出したかというのが率直な感想で日本全体でいまこそ取り組まなければ手遅れになってしまう課題です。
しかし、本校はすでに大学でも伸びていく力をつけていくにはどうしたらいいか、学校教育目標の一番に掲げ、特に昨年度からはじめた慶応大学との論理コミュニケーション教育やその他でも社会でも伸びていける力の養成とそのための個の自立と意見を育てる教育の実践を探求コースを中心に実践してきました。今後の私たちが目指す教育改革についても文部科学省と確認をしながら、汎用性をもったシステムを文部科学省に提言しながら、もしも連携できれば、時代を担う人材の育成が教育のすべてであり、大いに議論をしながらこれからの社会を生きていく未来からの留学生である(慶応大学の元学長志賀先生)子どもたちのために今までの受験教育を見直して生きたいと考えています。すべてはこれからの時代を生きていく子どもたちが自分の目標ぬ向かって社会の中で幸福感・満足感を味わって生きていってほしいからです。

2010年11月18日木曜日

6年制の授業公開日

今日は6年制の中等・高等部全体の授業公開の日でした。それぞれ担当教師も保護者を意識してか、いつもより引き締まったいい授業をしていました。しかし、残念なのはせっかくきていただいた保護者の方に座ってゆっくりと授業を見てもらう教室のスペースの余裕がないことです。いつも思うのですが、保護者の方を立たせて申し訳ない気持ちで授業を見て回りました。教室を作るときになぜもっと余裕を持って作っておかなかったんだろうと思います。最近今まで当たり前のことにいろいろ疑問を持つようになりました。生徒の椅子でもそうですが、生徒たちが一番長く座っている椅子があのような木の椅子でいいのだろうか?一番大切な授業を受けるのに、机はもっと広い方がいいのではないだろうか・・・とか、気がついて改善したい課題が頭の中で一杯です。なぜ今までこんなことに気がつかなかったのか?今までどおりだからそれに慣らされて疑問を持たない自分に成り下がっていたことを恥ずかしく思います。
どこから手をつけていくか、予算の問題もあるし、整備計画を作っていかなければ成りません。しかし、なんと言っても中心は授業の中身なのですが、、、、、、。

2010年11月17日水曜日

3年2学年の沖縄研修旅行

2年生が今、沖縄に研修旅行に行っています。高校が沖縄で学ぶものはたくさんあると思いますが、先般の普天間の米軍基地の問題ではありませんが、あの第二次世界大戦の激戦の地、民間人も含めた悲惨な歴史を思うと心が痛みます。沖縄県として同じ日本の都道府県の一つでありながら、いつまで沖縄の人々に日本全体の負の部分を押し付けるのか?かつては琉球王国として平和な海洋貿易を通じて独自の文化を守ってきたのに、逆らいがたい歴史の流れの中での今を思うとき、同じ日本という国の国民として心が痛みます。生徒たちの楽しそうな写真を見ると余計に強く思えて複雑な気持ちで一杯です。しかし、生徒たちも平和学習の中で何かを感じ、学び、現地に行かなければわからない疑問を一つでも持って帰ってきてくれればいいのかもしれません。そこから何か意識が変わることを期待しています。
 ガラスの館で
 ホテルでの朝食
 琉球村で

2010年11月5日金曜日

先週の三重県高校文化祭出の鈴鹿の活躍

遅れましたが、先週は三重県高文祭という運動部で言えばインターハイのような大会があり、三重県中の高校から文化クラブの発表がありました。その中でも特に本校は大会の総合司会を3人がつとめ、また生徒実行委員長も高2の鈴木しほさんが立派につとめ、奥田副校長から他の公立の校長から鈴鹿はがんばっているなと声をかけられたそうです。クラブ部門ではボランティア部がフリーマーケット、書道部が大ホールで有名になったパフォーマンス書道、放送部は県大会で優勝したドラマが舞台上演されました。今日も神戸高校に行ったとき、神戸高校の県の校長会の会長をしている校長先生からも鈴鹿は最近ようやってるなといっていただきました。文化部が元気な学校は学校全体の雰囲気が文化的な香りがしてきます。
 生徒実行委員会代表で挨拶する鈴木しほさん
 放送部のみんな
 大会の総合司会をつとめた放送部3人組み