2009年11月27日金曜日

人権フォト大賞受賞

鈴鹿高校の写真部の活動が最近活発になってきました。熊野古道に撮影に出かけたり、文化部で目立ちませんがユニークな活動をしています。特に昨年度に続いて今年も人権フォト大賞を受賞しましたので紹介します
 2008年受賞作品

 2009年受賞作品

2009年11月24日火曜日

卒業生からの便り

昨日、卒業生からの便りをいただきました。自動車の安全教育に詳しい6年制の卒業生なのですが、彼曰く、三重県の交通事故死者 今年10月末で83人(昨年は自転車乗車中が16人)
その中でも、交差点と交差点付近の事故が多発して70%だそうです。
特に高校生の自転車事故の傷者が265人(60%)歩行者15人に対し、20倍の数値だそうです。
事故原因としては「前方をよく見ていなかった」「一時停止をしなかった」が多数との事。
在校生の皆さんにも注意を弔意をしてあげてくださいとの内容でした。卒業してもこうして後輩のことを心配してくれる卒業生がいること、うれしく思いました。早速、中高の生徒指導部長に情報を流して指導していただきます。

2009年11月18日水曜日

学校に電話がありまして・・・

昨日学校に電話がありました。それは鈴鹿高校の生徒さんに席を譲っていただいたというお年寄りからのお礼の電話でした。電車に乗ったら席が空いてなく立っていたご老人の方々がいて、その中にお一人足を痛めてみえる方がいたのですが、座っていた3人の高校生がどうぞと言って席を譲ってくれた、誰も見て見ない振りをして座っている中、大変ありがたかったとのこと、その高校生の持っていたバックに「鈴鹿・剣道」と書いてあったので鈴鹿高校の剣道部の生徒さんだと思って、お礼を伝えたく学校に電話をされたとのことでした。剣道部で確認をしたら本校の高校1年生の剣道部員の3人であることがわかりました。その中の一人に直接話したら「当たり前のことだから・・・」とさらっと言われて、逆にこちらがそうだよな・・・・と思う始末、この当たり前のことが当たり前にできていない社会の中で慣らされて生きているから、当たり前のことに感心してしまう自分に対し、何とも言えない複雑な気持ちになりました。でも正直本校の生徒が社会の中でこうしてお礼を言われるのはうれしいことです。

2009年11月15日日曜日

11月14日:高校入学説明会

昨日、鈴鹿高校入学説明会がありました。創造・探究・6年制編入コースに分かれての説明会を聞いていて、昨年を思い出しました。昨年はこの説明会に自分の子供が来ていて話を聞いていたこと、あれから1年、早いものでいろんな先生にお世話になって今高校生活を過ごさせていただいております。公私を混同できませんが、親の立場では心配でした。ちょうど昨年の今頃は必死になって受験勉強に取り組んでいたもので、それが昨日のようによみがえってきました。今は今日も朝の6時から1日クラブで家にいません。まあ、時間の流れることの早いこと!苦しいことも嫌なこともすべては時間が解決してくれるのかも知れません。

2009年11月13日金曜日

学校の中の掲示物の紹介

今日は中学校と高校の中を歩いていて、ちょっと目に付いたポスターや掲示物、生徒の作品などを集めてみました。みんなそれぞれメッセージ性があって、普段外部の方が目にしない学校の中味を少しでも伝えられたらと思いましたのでご覧になってください。
図書の新刊案内

 保健室の入り口




職員トイレの前に貼ってあります


甲子園出場記念


後期生徒会役員選挙の告示

ベルウイングの入り口のドア





県内のインフルエンザの発生状況

中学校のクラブの予定表


「朝食で決まるあなたの一日」:中学校の階段掲示
国体優勝の加藤君の掲示



書道の人権メッセージ


2009年11月12日木曜日

逆境を力に変えて:松井秀樹

彼は知っていた。
厳しい状況に追い込まれたときにこそ、真価が問われることを。
そして、それを乗り越えたと先に、進化した自分がいることを!
相次いだ怪我。万全とは言えない膝。そして周囲の無責任な雑音。
だが、彼は、そんな逆境さえ己の糧とするように、もくもくとバットを振り続けた。 そして、迎えたワールドシリーズ、チームをワールドチャンピオンに導いた松井の姿があった。 自然と沸き起こるヤンキーススタジアムの「MVPコール」50000人が総立ちして声援を送った。 一時は契約をしない話も出ていただが、それを自分の力、結果でオーナー・ファンに認めさせた。 その試合を見ていて、普段、余計なことを語らない松井秀樹選手が「ワールドシリーズで優勝したい」と話していたのを覚えていた私は、海を越えて、多くの逆境を乗り越えて夢を成し遂げた日本人の代表に心から拍手を送った。




























































2009年11月10日火曜日

高校研修旅行に出発

昨日と今日に分かれて、高校2学年が研修旅行に出発しました。本来なら6月にシンガポールに行く予定だったのですが、インフルエンザの警戒宣言の中、延期をして国内のほうが何かあったときに対応がしやすいとの事で九州に変更しました。他校では海外に出かけている学校もあるように聞きますが、生徒の安全・安心が本校の基本軸であり、今回の学年の判断もこの基準が元になっています。無理していけばシンガポールもいけないことはなかったかと思いますが、今回の学年の判断を承認しました。あとは九州でもこの時期インフルエンザが出ると思いますが、学校としても万全の支援体制で臨みます。

2009年11月8日日曜日

新校舎の姿が現れた

高校の新しい校舎の姿が現れました。中学校の新校舎についで着々と鈴鹿中高は教育環境の整備を進めています。人間もそうですが、内面は言うまでもなく外見も大切です。ファッションなどはその最たるものでしょうが、その人の個性、その組織の文化につながると思います。着るものは極端にいえばなんでもいいのかもしれません。しかし、その仕事には仕事にふさわしい、その場にふさわしい服装があります。それが文化の一部だともいえるのです。その場、相手、周りにふさわしい自己をどう表現するか?鈴鹿の表現もやっと軌道に乗ってきました。
  ベールをかぶったままの9月の校舎建設の様子
 11月7日現在 前の旧校舎は解体します。

2009年11月7日土曜日

11月5日:鈴鹿・亀山地区中学校駅伝大会

11月5日は鈴鹿・亀山地区中学校駅伝大会が亀山の西野公園を中心に行われました。昨年も応援に行きましたが、今年はどの学校もインフルエンザの流行の中で大変な様子でしたが、学校の代表として懸命に走る姿に感動しました。特に最後の一番苦しいところで自分との戦っている子供たちの姿は必ず自分が一段と強くなってところと、どの中学校の選手にも応援をしました鈴鹿中学校もがんばりましたよ!!

11月2日の学校創立記念日に

11月2日は本校の創立記念日で、高校では授業研究の日として位置づけ、午後から全教員が授業研究をしました。また同日、白子で鈴鹿地区中高短大教職員退職者の会が行われました。今まで退職された先輩方が26人ほど集まって盛大に行われました。私が初めて鈴鹿高校にお世話になったときの大先輩をはじめ、多くの諸先生の元気なお顔を拝見しました。出席者の挨拶の中で、S先生が「退職して16年になりますが、思うのは鈴鹿中高のことばかりです」と言われて、そのような先輩の先生方がいつも見守っていただいていることに感謝しました。

2009年11月1日日曜日

中高PTA主催の講演会

中高PTA主催の講演会が先日の10月31日(土)に行われました。今年は環境問題を取り上げ、地球温暖化の現実から私たちに何ができるのかというテーマでした。南太平洋のツバルという国が海面の上昇でなくなっていくという現実から、温暖化の現象の仕組みと今後の科学的な資料に基づいた見通し等、写真家の遠藤秀一氏に語っていただきました。特にその講演の中で、温暖化現象で地球の温度の上昇はCO2の排出の影響が100年後にでるということ、今すぐにCO2をゼロにしても20世紀に排出してきた膨大な量のCO2の影響で地球の温度は間違いなく上昇を続け、海面も5mから8mの上昇が予想されるということでした。間違いなく近い将来ツバルという国はこの地球上からなくなり、そこに2000年も前から住み着いてきた人々は自分たちは何も悪いことをしていないのにそこに住めなくなるという事実です。そしてその影響はツバルという国がなくなるだけでなく、地球上のすべての生態系に大きな影響を与え、人類の生存の危機にまで影響を及ぼすという内容の話でした。豊かさを求めて化石燃料から大量生産・大量消費をしてきた時代から、私たち人類は物の豊かさでは幸せと未来は保障されないという事実に気づき、自分のライフスタイルや人生の価値観を根底からチェンジすべき時に来たのだと思いました。それにはまず教育の果たす役割が大きく、その責任を改めて強く感じた次第です。
南国の楽園ツバルが沈む

カナダの姉妹校で授業

先週、カナダの姉妹校であるクオリカムセカンダリースクールに行ってきました。本来なら今年の春に生徒と共に訪問する予定が新型インフルエンザで延期になり、9月か10月に様子を見て実施ということにしました。しかし、そのインフルエンザが中高ともに影響が広がり、学年閉鎖や学級閉鎖になる事態で本年度の訪問の中止を決定、その断りと次年度のカナダからの訪問団の受け入れの打ち合わせのために一人で現地滞在2日間という強行日程で往復してきました。行くにあたっては最後まで迷いましたが、無理をしてでも行ってきて良かったです。現地で日本についての授業をさせていただいたり、現地の授業やこちらから行っている留学中の生徒たちとも話ができ、両校の友好を深めることができました。また、学校経営・運営の視点でもカナダの教育と日本の教育の違いを学ばせていただきました。特に授業が一方的な受身の授業でなく、自分たちが考え、議論し、発表していく中で、お互いに気づきと学びを深める授業が中心で、今の日本の教育のあり方についても多くのことを考えさせられました