2010年3月30日火曜日

鈴鹿西ロータリー25周年記念式典参加

3月27日に鈴鹿西ロータリークラブの25周年記念式典があり、出席してきました。というのも本校は西ロータリクラブの5周年事業として鈴鹿で初めてのインターアクトクラブを立ち上げていただき、20年間もご指導・支援を受けてきました。当時、インターアクトクラブの何者かも知らず、山岳スキー部がインドヒマラヤに遠征したり、韓国の高校との交流を始めたときで、適任だとか、なんとか言われて当時の顧問であった私が引き受けました。あれから早いもので20年、あのときの創設に関わっていただいた方もいいおじいさんになり、留学生も何人か受け入れましたが、その中でもロホリンとキャメロンが来ていました。二人とは久しぶりの再会で肩を抱き合って喜びました。ロホリンは再度東京大学に留学し、博士号を取得、キャメロンは母国のオーストラリアで日本語の教師をしています。なんだか、思わぬ久しぶり再開プレゼントをもらったようで楽しい時間を過ごしました。
 式典でのあいさつ
 左がロホリン、右がキャメロン、ともに鈴鹿高校に留学していました

2010年3月27日土曜日

放送部三重テレビ出演

放送部が三重テレビの番組に出場しました。本校の放送部はNHKの全国大会にも出場するほどの実力を持っており、たまたまテレビを見ていた関係者から「しっかりしたいい感じの生徒さんですね」というお褒めの電話もいただきました。昨年三重県で開催された全国高等学校文化祭でも総合司会を務める等、校内外でも高く評価されている自慢(校長として私の個人的な思いですが、うれしいんです!)のクラブの一つです。

2010年3月25日木曜日

忙春の楽しみ

先日も野球場にいくとバスで他校が練習試合に来ていました。どの子もいがぐり頭で、必死に走ったり、ボールを追っている姿にいつも感動をおぼえます。となりではサッカー部も練習試合、いよいよ暖かくなってきて運動部も活発に動き始めました。学校は年度末から年度初めにかけての一番忙しい時期ですが、忙中にも自分の気持ちに栄養をもらうためにできるだけ生徒たちの姿を見たり、声をかけたりして校内を回って楽しみを見つけています。

2010年3月21日日曜日

カナダへ留学団出発と高校新入生登校日

今日、セントレアから成田経由で6年制のカナダ留学団が出発しました。前夜からの強風で飛行機が飛ばないニュースがある中で心配していましたが、夕方成田から順調に飛び立ちましたとの報告を受け一安心です。今夜の夜中に現地着予定で明日朝又連絡が入ります。ホームスティをしながらの語学研修ですが、異文化体験のいい機会にしてほしいものです。自分の体験からも海外をただ旅行するだけでは本当の文化まで味わうことはできません。現地でしばらく滞在し、現地の人と同じものを食べて生活をすること、その中でこそ感じるものが生まれてきます。
また、高校は昨日が新入生の登校日で、期待と不安な顔の中学生がたくさんやってきました。

2010年3月20日土曜日

6年制中等部卒業式と高校の終了式

昨日は6年制の鈴鹿中学校の卒業式と3年制の高校の終了式がありました。
中学校課程を修了したみなさんへの私の式辞は国際バカロレアの教育の10の資質のうちの「Risk-taker]を中心に話しました。今求められる人材の柱に「リスクがあっても挑戦できる人」が叫ばれています。今の自分で満足するのではなく、自らリスクを承知で困難に挑戦することで若者は必ず伸びていくものだと信じています。これからの残された3年間、失敗を恐れず思い切りチャレンジしていってほしいと思っています。
3年制では「聞く力」の話をしました。鈴鹿高校の生徒は集会でもよく話を聞きますが、この聞く力が最近全国的に落ちてきています。人の話の聞けない生徒が増えてきています。人の話を聞いて相手が何を言いたいのかを整理し、自分で正確に受け止める力、そこから行動・発信する力が求められます。この聞く力をつければ、授業中も先生の説明を聞いて家での復習もそれほど時間をかけずにすみます。それだけ好きなことに時間が使えるわけです。そんな話を生徒たちにしました。




6年制中学校

2010年3月18日木曜日

硬式テニス部全国選抜大会へ市長報告



先日、2年ぶり3回目の全国選抜大会への出場を決めた男子硬式テニス部が市長表敬をしました。市長から激励を受けた後、目標はと聞かれ、キャプテンが全国ベスト8ですと力強く答えました。前回がベスト16だったので今度は先輩たちの上を目指すという心意気です。選抜大会というと甲子園の野球ばかりが注目されますが、他の競技もこの春の時期、多くの競技が全国各地で行われています。勝負は本当に戦ってみなければ分かりません。また、日ごろからの練習でそこまで精神も肉体も技も鍛えていかなければ話にならないわけで、クーベルタン伯爵のオリンピックは出場することに意義があるというのも否定はしませんが、勝負である以上、勝ちにいかなければ面白くありません。特に強い相手にどうしたら勝てるのか、実際に最後の最後で勝った試合も見て来ましが、ここに一度きりの真剣勝負の面白みがあります。メンタル面、作戦等、あらゆるものを駆使して相手に勝つために戦うのが勝負だと思います。その点で本校の男子テニス部も全国1を目指してがんばってほしいものです。奇跡は起こるものでなく、起こすものなのです。
 全員で市長を囲んで記念撮影
 市長から一人ひとりが激励を受けました

2010年3月16日火曜日

3年制のクラスマッチ

今日は3年制の1,2年のクラスマッチでした。雨も降ったりする中、室内競技に限られた種目でクラス対抗戦がありました。自分たちのクラスのTシャツを着たり、それぞれが今日は授業も忘れて半日を学校で過ごしました。
そんなクラスマッチの今朝、生徒の入室路で一人ひとりの顔を見ながらあいさつをしていましたが、最近鈴鹿中・高とも自分からあいさつのできる生徒が増えています。まずは人として社会の中で生きていく中であいさつが自分からできるということはいい人間関係を作っていくうえで、また「誠実で信頼される人に」という建学の精神を具現化していく中でとても大切な力になると思っています。そういう点でいつも、笑顔で自分からあいさつのできる生徒がもっともっと増えていくことを期待します。

2010年3月12日金曜日

6年制中等部の

6年制中学校のクラスマッチ・高校は今日から3限

いよいよ年度末を迎えてきました。生徒たちも年度末考査を終えて、6年制は昨日は高等部、今日は中等部がクラスマッチで、3年制は今日から3限授業です。卒業生も国公立の結果が出始め、6年制では京都大学へ現役で3名の合格をはじめ、3年制からも東工大、神戸大などへの合格の報告を受けています。まだまだ後期もあり、最終的にどうなっていくのか分かりませんが、中高とも例年のことですが、いよいよ年度末にむかって一直線です。
 サッカー
 ソフト
 ドッジボール

2010年3月8日月曜日

3年制は年度末考査終了・6年制中高は今日まで

生徒たちにとって本年度最後の考査です。自分が一年間でどこまで力をつけたのか、教師にとってはどこまで生徒を伸ばせたか、確認をするためのお互いの真剣勝負の場が考査であると思っています。校外模試のような他流試合も必要ですが、基本は毎時間の授業の積み重ねの考査だと位置づけています。そのためには教師も生徒も毎時間の授業で真剣勝負をしていないと話になりませんが、、、

 3年制高校の試験後の授業でテスト返しの様子            ・・・・結果はどうだったかな?

 6年制中学校1年の考査最終テスト・・・最後だ、がんばれ!

2010年3月6日土曜日

新中学1年生登校日

今日は、次年度鈴鹿中学校に入学する生徒の招集日でした。かわいい顔をしたまだ小学校を卒業する前の6年生の子どもです。これから鈴鹿中高の6年間でどんな生活を送るのか?親の期待も高く、それだけ学校の教師はその期待に応えられるようがんばっていかなければなりません。3日(水)の3年制高校、5日(金)の6年制中高の教職員の研修会で次年度の学校教育目標を出しました。すでに学校は次年度に向かって動いています。そして春の気配が学校の周りにもやってきました。


2010年3月4日木曜日

ネコギギ応援団

先日の読売新聞の前面で「ネコギギ応援団」の見出しで本校の自然科学部の活動が載っていました。
自然科学部はネコギギという世界でも伊勢と三河地方だけにしか生息しない絶滅危惧種の調査と保護活動を何年も続けています。初めはネコギギという名前を聞いてもどんなものかも分からなかったのですが、最近はやっとナマズとハゼ似た魚で、顔もかわいいと思えるようになってきました。元はといえば自然科学部の顧問はミジンコを大学時代から専門に研究していたのですが、誰かが鈴鹿川の環境調査をして欲しいと無理やり頼んで、そこから自然環境状態の指標となるネコギギ探索が始まりました。初めは同じような名前でもまったく違う種のギギしかみつけることができなかったのですが、初めてネコギギを発見したときはみんなで喜び、そこから合宿の夜間の川の探索も熱が入り、毎年すばらしい成果を挙げています。今や鈴鹿の自然科学部といえばネコギギと呼ばれるまでに成長しました。

2010年3月2日火曜日

6年制の卒業式

昨日は6年制の卒業式でした。6年制は130名ほどの19期生ですが、この年度から編入学クラスが1クラスできて、新しい鈴鹿中高の歴史が始まりました。卒業式の式辞の中では、これからの日本の景気はよくなると思うな、社会はJALの破産やトヨタ問題など、これからも何が起きるかわからない時代になっていくであろう。だからこそ、自分を磨く事が大切だ、世の中どんない不況でも、どんなに混乱しても有用な人材は社会になくてはならない、そんな人間のなって、今から本当の勉強をしていったくださいという式辞を話しました。
 喜びと悲しみもある門出かな  山保人