2010年2月9日火曜日

先生も勉強です

今日は人権教育の授業研究会でした。今年は高知県からも見学に来ていただき、それぞれの発表の先生は授業案の作成段階から外部の先生に事前指導を受け、工夫もして授業しました。今年で5年になりますが、毎年、先生が交代で授業し、その後、その授業について、全員がどこかの分科会に分かれて研究協議会を行います。教師はこの授業公開と後の協議会でもまれることで最も力をつけていきます。いろんな角度からの気付きをもらい、子どもたちにどう授業をデザインしていくかを学んでいきます。私は最近「教える」という言葉をあえて用いません。教師は教えたがりですが、教えている間は生徒は受身になります。そうではなくて、生徒が自分で考え、発見したり、教師が満足するのでなく生徒が満足のいく授業をどう「デザイン」するかという、デザインという言葉でもって授業展開を語ります。今日はその観点ではまだまだ「教えていて」本人いわく失敗でしたという授業もありましたが、あとでああすればよかったと気付けばそれはその段階から成功に変わるのです。なんでも世の中、表と裏は紙一重で、成功も失敗もそんなものです。失敗は成功の元とも言います。失敗もしなければ成功もしません。「求めよ、さらば与えられん」ではありませんが、成長していくためにはなんでも失敗を恐れずにチャレンジすることです。






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