2009年6月10日水曜日

教育実習生の授業

6月に入って多くの本校の卒業生を教育実習生として受けいれています。それぞれを担当の先生方につけて指導してもらっています。6月1日が初日で、ぼつぼつ授業をする学生も出てきたので授業見学に今日もそれぞれの授業を見て回りました。教師って雰囲気が大切なのです。この雰囲気は学力だけできまりません。もちろん教科指導をするにあたって一定レベルの学力がなければ話になりませんが、いい教師になれる雰囲気は学力からだけでは生まれてきません。子どもが好きだという熱い思いだけでもだめで、その人の生き方が伝わってくるのでしょうか、授業でのゴマカシはききません。教師にとって授業は命だからです。 1時間でもいい加減な授業をしている教師は総体的に教師としてだめなのです。年間30時間ほどしかない1時間の大切さがわかっていないからです。
今日も実習生の授業をみていて、授業の展開はまだまだでも、将来はいい教師になるだろうなという雰囲気を持っている学生に出会いました。本当は母校に帰ってきて教壇にたってくれると一番良いのですが、しかし、最終的にはどこで教師をやってくれてもいいのです。子どもたちの未来のために、どこかで卒業生ががんばってくれればいいのです。
山の彼方の空遠く 幸い住むと人の言う・・・・・
学校のあじさい

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。