2009年9月11日金曜日

今年の鈴青祭を振り返って

9日に鈴青祭の体育の部が行われた。今年から四日市の緑地公園競技場で実施された。先立って先生方の中でもいろんな議論がなされたようだし、生徒にも今までと違うやり方に戸惑いもあったようだ。実際やってみて、多くの課題も出てきたことも事実だ。しかし、新しい6年制の鈴青祭の歴史が始まったことも事実。すべては現実からしか始まらない。今後どうして盛り上げていくのか、教員と生徒が知恵を出し合い、よりよいものを今年から作り上げていけばいい。すべての人類の歴史の中でチェンジの時、そこには生みの苦しみとそれを乗り越えて参加する者たちの英知が試される。現にあの絶大な支持を受けてチェンジを標榜したアメリカのオバマでさえ苦しんでいる。しかし、彼は少々支持率が下がろうとも、正面から課題に向かい合っている。要は真剣な議論だ。真剣に議論した結果には賛成派も反対派も一定の納得が生まれる。鈴鹿6年制も今年の緑地に移動した1年目の課題を全部、よかったこと、悪かったこと、改善すべきこと等の視点で洗い出して、納得いく解決策を模索しなければ、来年も同じような問題を参加者のみんなが感じることを危惧する。鈴青祭のコメントが遅れましたが、私はあの日から東京に向かい、昨日の9時からの会議に出て遅く帰ってきたので気になっていました。しかし、どうしても書きたいもっとも感動した事があったので紹介しておきます。それは、男子800mではじめから集団から遅れている生徒がいた。私はその苦しそうなう姿を見て思わずコースに飛び出し、体調が悪いのなら無理をしないように、体育の先生にもリタイアもありとお願いした。しかし、その生徒は最後まで走りきった。みんなと同じ800mを!しかも同じチームの上級生が何人か一緒について走る姿に感動した。一番だけが称えられるのではない。私はこの生徒に校長として賞賛の手紙と特別賞を送るつもりだ。


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