2009年10月6日火曜日

数学の研究授業で教わったこと

今年は鈴鹿中学校がサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(科学技術振興事業団主催)に採択されて、今日実際に大学の先生(上越教育大学名誉教授・早稲田大学教育総合研究所とくべつつ研究員の黒木先生)に来ていただいて数学の授業がありました。その授業の最後に先生が生徒たちに言われたことは、「これからは数学だけではなく、なんでもそうですが課題やテーマが自分に与えられた時、何かをしなければならない時、すぐにやらないこと、少し間を取って考えてください。この間が大切で、ここで問題の状況の全体をよく調べること、理解すること、まず全体を大体でいいから把握することが大切です。この間が大切なのです。」と、、、。脳は初めから整理された問題に対しては無駄なく働くが、途中で混乱すると修復が難しいという特性をもっていて、まさに先生の言われんとしたことは脳を途中で混乱させないよう、最初から筋道・見通しをしっかりと立てて取り組むようにと言うことです。私たちの生活の中でも脳を一度混乱させてしまうと修復ができない場合があり、効果的な問題解決には少し間をとって、しっかりと見通しをつけてから行動にかかると言う点で、同じようなことがいえるようで非常に参考になりました。

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