2009年10月3日土曜日

月ついて

今日は中秋の名月、外ではきれいなお月さまを見ることができました。その月についてですが誕生の謎は未だに明確にされていません。地球が誕生するときに一緒にでき、質量の違いで地球がたまたま勝っていたから月が地球の衛星になったという説から、地球の誕生時に、地球から一部がちぎれるようにしてできた説、最近は大きな隕石がぶつかって、飛び散った破片が集まってできた説など様々な説がありますが、まだまだ真実として科学的に証明されたものはありません。これから月の探査がもっと進めば、月の地質調査により徐々に科学的に解明されていくものと思います。しかし、いずれにせよ引力の関係だけでなく、古代から洋の東西を問わず太陽と正反対の意味で人類の文化・文明とも深い関係を持ってきました。日本でも竹取物語のかぐや姫が月に帰っていく場面がありますが、昔の人は本当に月にも人類のような生物がいたと思っていたのでしょう。神も死後の世界も信じていたのですから何ら不思議なことではありません。科学は昔の人の作ってきた想像の世界を次々に否定もしてきたわけですが、人間の存在そのものの神秘性と対比するとき複雑な思いにかられてしまいます。

 20倍の望遠レンズでとらえた満月の表面

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。