2009年8月30日日曜日

卒業生と保護者の方から

先日、母がお世話になっている小山田記念温泉病院をいつものように訪ねたところ、玄関で「校長先生」と声をかけられました。聞けば10年前の卒業生で、ちょうど私が教頭をしている頃の在校生でした。向こうは私を校長と知ってくれているのに私は誰だかわからなず申し訳けなく思って困っていたところ、たぶん校長先生はご存じないと思いますと言って助け舟を出してくれてほっとしました。卒業して社会の中で役に立つ仕事がしたいと介護福祉士の資格をとってご老人のお世話をしているとのこと、その堂々とした姿、話しぶりに見とれてしまいました。名前を知らない私にまで気を使ってくれるその気遣いがとてもうれしくて、このブログに紹介したくなりました。本校は創立以来2万人ほどの卒業生を出していますが、こうして社会で立派に働いている卒業生に出会えるのも教師として最高の喜びです。
また、この夏はある保護者の方から手紙をもらいました。上の子供が鈴鹿高校に行って勉強もクラブも楽しそうで、それ見ている下の子供も鈴鹿高校に行きたくなったという内容でした。これもうれしい話で、私たちの鈴鹿の教育をこのように受け止めていただいている保護者の方がいてくださることに元気をもらいました。
いよいよ後2日で2学期です。学校は中・高ともすでに学習講座やクラブで生徒でいっぱいですが、2学期を迎えるにあたり、27,28日と6年制中高と3年制高校のそれぞれの職員会議でしっかりした2学期のスタート切ろうとお願いをしました。生徒の一番の伸びる2学期、また、逆に不安定にもなる2学期、全員で子供たちの力をうんと伸ばすためにがんばっていきたいと思っています。

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